SEOは、ブログやサイトを使ったWEBマーケティングや、アフィリエイトにおいて欠かすことのできない重要な施策です。
SEOには「これをやれば絶対に上位表示される」といった絶対的な法則がありません。
そのため、広告やSNSといった、他の集客手法と比べると確実性が低いです。
しかし、費用面では圧倒的に安く集客できるため、現在でもSEOの価値は高いと言えます。
こちらでは、初心者でも簡単にできる6つのSEO対策について解説していきます。
SEOとは?初心者にもわかりやすく解説!

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称です。
Webサイトの内容を、Googleなどの検索エンジンが理解しやすいように最適化することです。
主な検索エンジンの種類とシェア率
検索エンジン | 国内シェア率 |
---|---|
76% | |
Yahoo! | 14% |
Bing | 8% |
DuckDuckGo | 0.2% |
Baidu | 0.1% |
現在は、世界的に見ても80%以上の人が検索エンジンに「Google」を使っています。
そのため、SEO対策も「Googleの検索結果画面」で上位表示されるように行います。
とはいえ、GoogleとYahoo!の検索アルゴリズム(評価基準や仕組み)は同じです。
両者のアプローチの仕方が異なるため、検索結果にも若干の違いが生じますが、基本的にはGoogleで上位表示されていれば、Yahoo!でも上位表示されます。

Googleは、検索結果画面に表示する順番を、相対的に評価して決めています。
そのため、マーケティングの観点からすれば、「検索需要があるキーワードの中から、できるだけライバル(同じキーワードで上位表示を狙っているブログ)が少ないものに対してSEO対策をしていくことが効率がいいです。
相対的な評価とはいえ、共通して加点されるポイントや、減点されるポイントもあります。
こちらでは、初心者でも簡単にできる「加点ポイント」をご紹介していきます。
初心者でも簡単にできる6つのSEO対策

対策①タイトルの最適化
SEO対策の中でも、タイトルの最適化は特に重要です。
記事内でどんなに効果的なSEO対策ができていても、タイトルがよくなければ上位表示させることは難しいでしょう。
それくらいタイトルは重要です。
まず何よりも大切なことは、キーワードを含めることです。
たとえばこちらの記事のキーワード「SEO 初心者」です。
上記のように、キーワードを含みつつ、できるだけ左端(先頭)に配置します。
そして、タイトルの文字数は28文字以内におさめます。多くても、少なくてもダメです。
26〜28文字が理想です。
次に、タイトルが記事内容と一致していることも重要です。
「SEO 初心者」をキーワードにして、タイトルをつけているのに、内容が上級者向けではだめなのです。
最後に、自然で魅力的な文であると理想的です。
検索結果画面は、人が見るため、「キャッチコピー」を含む魅力的で自然なタイトルをつけることが効果的です。
たとえ、検索結果画面では2番目に表示されていても、タイトルがわかりづらかったり、魅力を感じなければ、3番目、4番目のブログを先に見られてしまいます。
逆に言えば、魅力的なタイトルが付けられれば、多少順位が低くても、クリックされる可能性は高まります!
対策②見出し(hタグ)の最適化
タイトルの次に重要なのが見出し(hタグ)です。
GoogleはAIを駆使して、記事にどういった内容が書かれているのかを把握しています。
ロボットなので、人間のように短い文章を読んだだけでは、意味を完璧に理解することはできません。
そこで、「記事の構成」や、「ブログ全体の構造」を参考にしています。
特に、最近では記事の構成が重要視される傾向にあります。
記事の構成をGoogleに伝えることができるのが見出し(hタグ)なのです。
対策③本文中にキーワードを含める
タイトルと見出しにキーワードを含めただけでは、完璧とは言えません。
もちろん、本文中にもキーワードを含める必要があります。
といっても、たくさん含めれば含めるほどいいというわけでもありません。
SEO対策という言葉が生まれた頃は、「キーワードを含めておけばいい」といったことも多少あったようです。
しかし、Googleの検索アルゴリズムが格段に進化した今では、逆にペナルティの対象になります。
記事内のすべての単語に対するキーワードの比率は3〜5%が理想と言われることが多いです。
対策④画像のalt属性(代替テキスト)を設定する

画像のalt属性は、ページ内の画像の内容を検索エンジンに伝えたり、音声読み上げに使われたり、画像が読み込めない時に表示させる代替テキストのことです。
GoogleのAIは、画像がどういったものであるかを理解することが苦手です。
そこで、alt属性に設定された「画像の説明」を参考にしています。
そのため、画像のalt属性にもキーワードを含めたり、関連する単語を設定することでSEO効果があるとされています。
▶︎▶︎alt属性(代替テキスト)とは?SEOに効果的なつけ方を解説!
対策⑤descriptionを設定する
descriptionとは、記事の内容をわかりやすく簡潔に要約した文です。

上記の検索結果画面で、赤枠で囲ってある文のことをスニペットと言います。
スニペットは、キーワードと関連性が高い部分を記事内から抜粋して生成されます。
このスニペットに、descriptionが使われることがあります。
実際に検索している時を想像してほしいのですが、タイトルよりもスニペットにある文を参考にして、記事を実際に見るかどうかを判断している部分は大きいのではないでしょうか。
記事内の文章で自動生成されたスニペットよりも、descriptionで設定した文がスニペットに採用された方が、クリック率が上がることが期待できます。
対策⑥画像のサイズを軽くする
「ユーザーエクスペリエンス」を高めることが、SEO対策で重要になってきています。
「ユーザーエクスペリエンス」とは、あらゆる製品やサービスを通してユーザーが感じる使いやすさ、感動、印象といった体験すべてを意味します。
ユーザーエクスペリエンスを向上させるためには、ブログ全体で統一的なコンセプトを元に対策する必要があります。
そのため、SEO対策としては上級者向けに位置します。
初心者でも取り組みやすいものが、ページ表示速度の改善です。
画像や動画などの埋め込みは、通常のテキストよりも読み込みに時間がかかるため、ページ表示速度に大きく影響します。
そのため、画像のサイズを小さくすることで、ページ表示速度を簡単に改善することができます。
ページを表示させるのに、3秒以上の時間がかかるだけで、53%の人がページを見ずに離脱するというデータがあります。
以上が初心者にもできる簡単なSEO対策です。
SEO対策は、1度やったら終わりではなく、定期的に確認をして改善すべき点があれば改善することがとても重要です。
そのためには、毎日自分の書いた記事がどれくらいの順位を獲得できているのかをチェックするようにしましょう。
また、中級、上級者になってくると、内部リンクを適切に設置することが非常に重要になってきます。
SEO対策における適切な内部リンクの設置方法についてはこちら
初心者でも簡単にできる6つのSEO対策を紹介のまとめ
初心者向けのSEO対策について解説いたしました。
この他にも、SEO対策には重要なポイントがあります。
特にブログ全体のカテゴリー設計や、内部リンクの構造などが重要視されています。
それらは、上級者向けのSEO対策になりますので、まずはこちらの記事でご紹介した初心者向けのSEO対策を実践してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!