SEO対策において、内部リンクを適切に設置することは効果的であるとされています。
しかし、内部リンクが多すぎてしまうと、逆にペナルティの対象になる可能性があります。
では、「ちょうどいい内部リンクの数」とはどれくらいなのでしょうか?
SEO対策における内部リンクの重要性と合わせて解説していきたいと思います。
SEO対策における内部リンクの重要性
SEO対策において、内部リンクを適切に設置することは非常に重要です。
関連性の高いページ同士を内部リンクでつなぐことで、ユーザーが知りたい情報にたどり着きやすくなります。
ユーザーの利便性を上げることは、すなわちGoogle(検索エンジン)の評価を上げることになり、結果的に検索順位の上昇につながります。
内部リンクが多すぎるとSEOに逆効果!ちょうどいい数とは?
SEO対策において、内部リンクを設置することは確かに効果的です。
しかし、内部リンクが多すぎると逆効果になることもあるため注意が必要です。
Googleは内部リンクの数に対して、次のように見解を述べています。
Googleのガイドラインでは、1ページにおける内部リンクの数を適切な量に抑えることで、Googleクローラーが記事を認識する手助けとなるとあります。
逆に、不自然な内部リンクはペナルティの対象になる可能性があります。
ここでいう不自然とは、SEO対策として、記事の評価を上げるために無理やり内部リンクを設置することです。
不自然な内部リンクは、実際にSEO評価にマイナス影響を与えます。
SEOに効果的な内部リンクの貼り方
SEOに効果的な内部リンクの貼り方のコツは以下の通りです。
関連性のある記事どうしをつなげる
内部リンクの設置において最も重要なことが「関連性の高い記事どうしをつなげること」です。
たとえば、「SEOの内部リンク」に関するこちらの記事に設置する内部リンクとしては、
といった記事は、関連性が高いので内部リンクとして適切です。
しかし、
といった記事は、SEOとは関連性が低く、内部リンクとしては不適切であると言えます。
内部リンクの評価は、
- 実際にユーザーがリンクをクリックしたかどうか
- リンク先の記事をどれくらい閲覧したか
などによって決まります。
関連性の高い記事へ内部リンクを設置することで、Googleからの評価も上がるのです。
リンク先の内容がわかるアンカーテキストにする
アンカーテキストとは、内部リンクを設置するテキストのことです。
アンカーテキストの内容が、リンク先の記事の内容と違うと、たとえクリックされても、すぐに離脱されてしまいます。
そうすると、結果的にGoogleからの評価は下がってしまいます。
アンカーテキストにはキーワードを含める
アンカーテキストには、リンク先で対策しているキーワードを含めるようにします。
例えば「SEOとは?初心者でも簡単にできる6つの対策を紹介!」という記事では「SEO 初心者」というキーワードを狙っています。
この場合、アンカーテキストにもこれらのキーワードを含めることで、ユーザーやクローラーに対して、より正確に内容が伝わるようになります。
アンカーテキストはシンプルにする
アンカーテキストは長くなりすぎず、シンプルにすることを心がけましょう。
具体的には、長くても30文字程度です。
テキストリンクは青系の色にする
内部リンクを設置すると、デフォルトでは青系の色になります。
これはインターネットの歴史が始まった時からの慣習でもあります。
ブログやサイトに慣れ親しんでいる人であれば、青系の色のテキストが文章中にあれば、「これはリンクだな」という認識を持つようになっています。
そのため、文字装飾にも青系の色は使うべきではありません。
なぜなら、リンクと勘違いされてしまうからです。
文字装飾には赤系や黄色などを使い、青系の色はリンクのみで使うことでユーザビリティの向上につながります。
青系の色は肯定を意味します。
蛍光マーカーで文字装飾する場合はリンクと混同することもないため、使っても問題ありません。
SEOで内部リンクが多すぎるのはNG!ちょうどいい数は?のまとめ
SEO対策における内部リンクの理想的な数について解説しました。
多すぎる内部リンクは、SEO上マイナス影響を受ける可能性があります。
SEOに効果的な内部リンクの設置を心がけることで、書いた記事が上位表示しやすくなります。
ぜひ意識して取り入れてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
1ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)