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SEO対策に効果的なキーワードの選び方を初心者にもわかりやすく解説!

SEO対策に効果的なキーワードの選び方を初心者にもわかりやすく解説!

SEO対策においてキーワード選定は、根幹ともいうべき超重要な項目です。

どれだけSEO対策をがんばって記事を上位表示させても、需要(検索ボリューム)がなければ誰も記事を見てくれません。

また、ライバルがものすごく強いキーワードで上位表示を狙っていても、最初のうちは全く上位表示しないでしょう。

こちらでは、初心者向けにキーワードの選び方のコツを解説していきたいと思います。

SEO対策におけるキーワードとは?

SEO対策キーワードとは、検索流入を狙うために設定するキーワードのことです。

ここで選ぶキーワードが、記事が上位表示した時に獲得できるPV数(閲覧数)を左右するため、SEO対策における根幹とも言える項目です。

ちなみに、同じような言葉に「クエリ」というものがあります。

「キーワード」と「クエリ」はしばしば混同されがちですが、両者には違いがあります。

クエリとは、「実際に検索ユーザーが検索エンジンに入力した単語」のことです。

キーワードは、過去の検索クエリなどをもとに、記事を作成する側が設定したものです

つまり、検索流入を獲得するためには、キーワードをクエリに近づける必要があるのです

そのためには、記事を公開した後に、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)などを使って、記事をリライトしていく必要があります。

記事は公開したら終わりではなく、むしろそこからが始まりなのです。

SEO対策をして上位表示させることができたとしても、定期的に情報を更新して、最新の状態にしておかなければ、徐々に順位を落としていってしまうことになるでしょう。

こちらでは、まずは最初のキーワード選びについて解説をしていきます。

SEO対策に効果的なキーワードの選び方

SEO対策に効果的なキーワードの選び方の手順は以下の通りです。

SEO対策に効果的なキーワードの選び方の手順

  1. ブログ(サイト)全体の目的とターゲットを決める
  2. 目的に関連するキーワードをツールなどを使って洗い出す
  3. 洗い出したキーワードをグループ分けする
  4. ライバルサイトと比較してキーワードをさらに精査する

Step1:ブログ全体の目的とターゲットを決める

キーワードを選ぶ上で、軸となるのがブログ全体の目的とターゲットです。

どんなユーザー像に対して、何を目的にブログを運営するのかを、できる限り具体的に決めておく必要があります。

シンプルに言えば、ブログの「コンセプト」を決めることです。

たとえば、

30代女性向けに美容法やメイクの方法を伝える

20代のビジネスパーソンに転職のポイントを伝える

50代の男性に老後の資産運用について解説する

などです。

SEO対策では、1つの記事ではなく、複数の記事で情報を網羅することが重要です。

そのためには、ブログのコンセプトが明確でないといけません。

Step2:目的に関連するキーワードを洗い出す

ブログのコンセプトが決まったら、関連するキーワードをツールなどを使って洗い出していきます。

ここでは、まだ絞り込む必要はありません。

むしろ、とにかくたくさんのキーワード候補を探していきます。

キーワードを洗い出す方法

  • ツールを使う
  • 検索エンジンから抜き出す
  • ターゲット像を元に書き出す

まず最初に、ツールを使って土台となるキーワード候補を洗い出します。

おすすめは、ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)です。

こちらを使うことで、関連するキーワードが一括で取得することができます。

ラッコキーワードを使って、関連するキーワードを取得したら、さらに検索エンジンからもキーワードを抜き出します。

検索エンジンの検索窓に表示される「サジェストキーワード」や、検索結果画面の下に表示される「関連キーワード」などを元にキーワードを洗い出していきます。

さらに、ターゲット像が検索しそうなキーワードを想像することも効果的です。

そのためには、ターゲット像をペルソナと呼べるまで具体的に設定する必要があります。

ペルソナとは、ターゲットをより具体的にして、1人の人物像として設定したものです。

Step3:洗い出したキーワードをグループ分けする

キーワード候補をできる限りたくさん洗い出したら、今度は同じ属性のものでグループ分けします。

グループ分けの指標となるのが、「検索意図」です。

同じ検索意図に関連するキーワードは、1つの記事にまとめます。

その理由は、Googleが重複コンテンツを嫌うからです。

同じブログの中に、同じ検索意図に関連した記事が複数あると、ペナルティの対象になります。

キーワードの重複事例

記事A「30代 女性 化粧品 比較」

記事B「30代 女性 化粧品 おすすめ」

キーワードの検索意図が同じかどうかを確認するには、実際に検索してみるといいです。

「30代 女性 化粧品 比較」と「30代 女性 化粧品 おすすめ」では、ほぼ同じような検索結果になっています。

この場合、2つのキーワードは「同じ検索意図である」と判断することができます。

キーワードを選ぶ上では、「同じ検索意図ごとにキーワードをグループ分けすること」が非常に重要です

Step4:ライバルサイトと比較してさらに精査

キーワードのグループ分けができたら、グループごとに軸となるキーワードを決めます。

そして、実際に検索してみてライバルサイトをチェックしていきます。

ライバルサイトとの比較ポイント

  • タイトルに含まれているキーワード
  • 見出しに含まれているキーワード
  • 記事内で使われているキーワード
  • キーワード比率

ライバルサイトをチェックする時、まず最初にみるべきなのは「タイトル」と「見出し」です。

ここで、「どんなキーワードを狙っているのか」「自分が選定したキーワードにないもの」などを確認していきます。

SEOには絶対的な正解はないですが、強いていうならば「上位表示しているサイトが正解」です。

検索意図は時間の経過によって変化します。

常に最新の情報をユーザーに提供できるように、ライバルサイトから最新情報をリサーチすることも重要です。

SEO対策に効果的なキーワードの選び方をわかりやすく解説のまとめ

SEO対策におけるキーワードの選び方を解説しました。

SEO対策に効果的なキーワードの選び方の手順

  1. ブログ(サイト)全体の目的とターゲットを決める
  2. 目的に関連するキーワードをツールなどを使って洗い出す
  3. 洗い出したキーワードをグループ分けする
  4. ライバルサイトと比較してキーワードをさらに精査する

キーワードは、SEO対策の根幹とも言える重要な項目です。

逆に言えば、キーワード選定さえできるようになれば、SEO対策の大半を理解したことになるのです。

キーワード選定ができるようになるためには、たくさんの経験が必要です。

とにかくたくさんの記事を書いて、PDCAを回して、感覚をつかんでいくしかありません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!