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ワードプレスの表をおしゃれにカスタマイズする方法を解説!

ワードプレスの表をおしゃれにカスタマイズする方法を解説!

ワードプレスでは、簡単に表を作成することができます。

表を使うことで、複雑な情報を、ユーザーにわかりやすく伝えることができるようになります。

ただ、ワードプレスで表を作成する場合、特にスマホ表示において注意するべき点があります。

こちらでは、ワードプレスで表を作成する方法やカスタマイズについて解説したいと思います。

ワードプレスで表を作る際の注意点

ワードプレスで表を作る際には、スマホ表示においていくつか注意点があります。

スマホデザインの表示崩れ

  • 横幅が狭いため、途中で何度も改行されて見づらくなっている
  • 表の一部分が表示されていない

注意点①横幅が狭く文の途中で改行がたくさんはいってしまう

ワードプレスで下記のような、横長の表を作成すると、パソコンでは問題なく表示されていても、スマホにすると、表示が崩れていまうことがよくあります。

パソコン

デザインレイアウト速度
ブログAかわいい2カラム適正
概ね適正の読み込み時間
ブログBスタイリッシュ1カラム要改善
画像が多くあるため、読み込みに時間がかかっている

スマホ

ワードプレスのスマホ表示

上記のように、スマホ表示にすると、横長の表では、枠内の文章が長いと自動で改行されてしまい、読みにくくなってしまっています。

これらの対処法としては、次のようなものがあります。

  • 適度に改行を入れる
  • 文字を小さくする
  • 横スクロールを可能にする
  • 列幅を設定する

横スクロールができるようにしたり、列幅を設定するには、HTMLとCSSの知識が必要になります。

初心者のうちは、「適度に改行を入れる」または「文字を小さくする」などで対処しましょう^^b

注意点②表の一部分が表示されていない

テーマがレスポンシブ対応していないなど、何らかの理由で表の横幅が画面幅よりも大きくなり、はみ出た部分が表示されないことがあります。

表の一部分がはみ出てしまう原因

列の一部分または、表全体の幅が固定幅で設定されてしまっている

ワードプレスで作成した表は、デフォルトでは「レスポンシブ対応」になっています。

しかし、作成段階で、幅を調整してしまった時点で、「固定の幅」が設定されてしまいます。

その固定幅の合計が画面幅の合計を超えてしまった場合に、表の一部分が画面からはみ出てしまうのです。

画面幅:400px

表の幅:1列あたり150pxが3列=450px

-50px

この場合、HTMLとCSSを使って、スマホの画面幅に合わせて、表の横幅を設定する必要があります。

横幅を画面幅に設定する方法

表の幅を「100%」にする

表は、情報を整理して、わかりやすく伝えるために便利なものです。

しかし、スマホではハードウェアの特性の観点から、表示幅に十分注意する必要があります。

ワードプレスで表を作成する方法

ワードプレスで表を作成する方法は、主に以下の3つがあります。

  • ワードプレスの基本機能を使う
  • Excelで作成してコピーする
  • プラグインを使う

方法①ワードプレスの基本機能を使う

ワードプレスのブロックエディタの基本機能に、「テーブル」があります。

①「テーブル」を選択

ワードプレスの「テーブル」の使い方

②カラム数と行数を設定

表を作成した後からでも、行と列を追加したり、削除することができます。

表をクリックして上部に表示されるメニューから「表の編集」をクリックすることで、以下の選択肢が表示されます。

  • 上に行を追加
  • 下に行を追加
  • 行の削除
  • 左に列を追加
  • 右に列を追加
  • 列の削除

方法②Excelで作成してコピーする

ワードプレスのブロックエディタでは、Excelで作成した表をコピー&ペーストで挿入することができます

  1. Excelで表を作成する
  2. 作成した表を選択して、コピー(Ctrl+C)
  3. ワードプレスで表を挿入したい場所を選択して、ペースト(Ctrl+V)

Excelで作成した表も、前述したように、行と列の追加と削除ができます。

Excelで表を作成する場合、横長の表になりがちなので、スマホ表示でレイアウト崩れがないか、確認するようにしましょう!

方法③プラグインを使う

プラグインを使うことでも、ワードプレスで表を作成することができます。

おすすめのプラグインは、「TablePress」です。

「TablePress」を使うメリットには次のようなものがあります。

  • 並び替え機能
  • 検索機能
  • セルの結合
  • 一括変更

上記のような、ワードプレスの標準機能では難しいことができるようになります。

また、「TablePress」を使うことで、複数の記事で同じ表を共有することができます。

マスターを変更することで、他の全ての記事にある表の内容まで同時に変更が適用されます。

①TablePressをインストールして有効化

ワードプレスのtabelpress①

②「新しいテーブルを追加」を選択して表を作成

ワードプレスのtablepress②

③生成されたショートコードを表を挿入したい位置に貼り付け

売り上げ利益
店舗A100千円30千円
店舗B200千円50千円
店舗C250千円60千円
店舗D150千円32千円

このように、高機能でスタイリッシュな表を簡単に作成することができます。

DataTable JavaScriptライブラリの機能を使用すると、次のような機能が実装できます。

  • テーブルの並べ替え
  • テーブルの検索機能
  • テーブルの最大表示数の設定
  • テーブルのスクロール

テーブル操作と合わせて使うことで、よりわかりやすく、かっこいい表を作成することができます。

ワードプレスの表をおしゃれにカスタマイズ

ワードプレスの表をおしゃれにカスタマイズするなら、プラグインを使うのがおすすめです。

ブロックエディタの標準機能では、HTMLやCSSによる編集が制限されているため、たとえ記述があっていても、エラーになるケースが多いからです。

ワードプレスのテーブルの編集エラー

原因は、ブロックエディタ(グーテンベルク)の機能を保護するための制限が影響していることです。

ブロックエディタの表のカスタマイズでできることは、次の通りです。

  • ヘッダーの挿入
  • セル幅の固定
  • 行の色を交互に変える

ただ、いずれもデザイン性が低く、実用性は低いです。

ワードプレスの標準機能で表を作る場合は、クラシックブロックで、表を作成することをおすすめします。

クラシックブロック内であれば、自由にHTMLやCSSの編集をすることができます

初心者だと、HTMLやCSSを変更したり追記することは難しいため、プラグイン「TablePress」を使用するのがおすすめです!

ワードプレスの表をおしゃれにカスタマイズする方法を解説!のまとめ

ワードプレスで表を作成する方法は、次の通りです。

  • ワードプレスの基本機能を使う
  • Excelで作成してコピーする
  • プラグインを使う

初心者におすすめなのは、プラグインを使う方法です。

背景色や枠線の色など、細かくこだわりたい場合は、ワードプレスの基本機能を使うのもよいかと思います。

また、ワードプレスで表を作成する際は、スマホで表示が崩れていないか必ず確認するようにしましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

ワードプレスの使い方に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。

▶︎▶︎ワードプレスの初期設定と使い方を初心者向けに解説!