ワードプレスでは、メディアライブラリで画像を管理しています。
メディアライブラリには、ブログで使う画像はもちろん、現在は使っていない画像まで保管されています。
記事を削除したことで、使われなくなった画像を放置しておくことは、好ましいとはいえません。
また、画像のサイズ(容量)は、SEOにおいても重要な要素です。
こちらでは、ワードプレスのメディアライブラリの整理術と、画像サイズの抑え方について解説したいと思います!
ワードプレスのメディアライブラリとは
ワードプレスのメディアライブラリには、ブログに使う画像や動画などのデータが保存されています。
記事編集画面やメディアライブラリの一覧画面で、画像や動画をアップロードすることができます。
メディアライブラリでできること
まず、メディアライブラリでできることについてご紹介します。
メディアライブラリに保存したデータは、削除しないかぎり複数の記事で表示させることができます。
メディアライブラリでできる画像編集は、次の通りです。
- 画像のサイズ変更
- 画像の回転
- 画像を垂直方向に反転
- 画像を水平方向に反転
- 画像の切り抜き
明るさや色合い、彩度の変更や、テキストの入力など、より高度な画像編集については、専用の画像編集ソフトを使う必要があります。
メディアライブラリに画像をアップロードする方法
メディアライブラリに画像をアップロードするには、次の2つの方法があります。
基本的には、記事編集画面でアップロードすることがあ多いです。
複数の記事で使う画像をまとめてアップロードする際には、メディアライブラリの一覧画面を使うと便利です^^b
①画像ブロックを選択

②アップロードをクリック

③アップロードしたい画像をドラッグ&ドロップ

②の手順で「メディアライブラリ」を選択して、画像をアップロードすることもできます。
また、「メディアライブラリ」を選択することで、過去にアップロードした画像を表示させることもできます!
ワードプレスのメディアライブラリ整理術!使っていない画像を削除するには?
ワードプレスのメディアライブラリは、きちんと整理しておかないと、サーバーの容量を消費してしまいます。
通常であれば、保存してある画像がいっぱいになることはないですが、不要な画像は削除しておいた方が、必要な画像も探しやすくなります。
ここで、注意しておきたいことが、「記事を削除しても画像は残ったまま」であることです。
一度公開した記事を、何らかの理由で削除することがあるかと思います。
この時、削除した記事で使用していた画像まで一緒に削除されることはないのです。
使用していない画像の削除方法
メディアライブラリで、使用していない画像を簡単に削除する方法があります。
メディアライブラリで、「未添付」でフィルタリングすることで、ブログの記事で使用されていない画像だけが表示されます。
これらの画像を一枚ずつ確認をしながら削除することも、一括で削除することもできます。
プラグインを使ってメディアライブラリを整理する
ワードプレスのメディアライブラリは、プラグインを使うことで「フォルダ分け」することができるようになります。
デフォルトのままでは、アップロードした画像は日付順で一覧表示されるだけです。
これでは、過去にアップロードした画像をもう一度使いたい時に不便です。
フォルダ分けに便利なプラグインが「FileBird」です。

FireBirdでは、メディアライブラリ内に仮想的なフォルダを作成するため、画像の参照パス(URL)は変更されません。
そのため、自由にフォルダを移動させても、画像が表示されなくなるといった心配はありません。
もちろん、フォルダ内にサブフォルダを作成して、さらに細かく分類することも可能です!
ワードプレスでアップする画像の適性な容量
ワードプレスでは、画像のサイズ(容量)にも注意する必要があります。
その理由は、次の通りです。
画像のサイズが大きいと、ページの表示にも時間がかかってしまいます。
サイズ(容量)の大きな画像を後から表示させるような仕組みが構築されていますが、それでも、画像のサイズを小さくして、できるだけ素早くすべての要素を表示させるに越したことはありません。
画像の適性サイズ(容量)
1つあたりの画像のサイズ(容量)は、50〜100KBに収めることが理想だとされています。
綺麗な写真をどうしても使いたい場合は、100KB〜300KBくらいであれば、ページの表示速度にも大きな影響を与えることはなさそうです。
ページの表示を計測できる「PageSpeedInsights」を使うことで、記事全体のサイズについても調べることができます。
画像のサイズ(容量)を小さくする方法
ワードプレスで、画像のサイズ(容量)を小さくする方法は次の通りです。
画像のリサイズすることで、画像の容量を大きく抑えることができます。
スマホやデジカメで撮影した写真は、特にサイズが大きいため、ブログに掲載する際は、リサイズが必須です!
画像のリサイズには、「Imsanity」というプラグインがおすすめです!
Imsanityをインストールして有効かすることで、次のようなメリットがあります。
リサイズの他に、有効なのが「圧縮」です。
圧縮は、リサイズとは違って、元の画像の大きさを保ったまま、容量だけを小さくすることができます。
ネットにある無料の圧縮ツールを使ってもいいのですが、「EWWW Image Optimizer」というプラグインがおすすめです!
EWWW Image Optimizerをインストールして、有効化することで、画像をアップロードする際に、自動で圧縮してくれます!
ワードプレスをインストールした際に、一緒にインストールしておきたいプラグインです!
画像をサイズの小さい保存形式に変換することで、容量を小さくすることができます。
ブログでは主に、「JPEG」と「PNG」が使われています。
おすすめは、「JPEG」です。
JPEGはPNGよりも、圧倒的に圧縮率が高い形式です。
さらに、最近では
「WebP」という画像形式が推奨されています。
WebPは、JPGよりもさらに圧縮率が高い形式です。
「JPEG」「PNG」「GIF」のどれでも、WebPに変換して画像サイズを小さくすることができます。
ワードプレスのメディアライブラリの整理術!画像の容量を減らしてアップロード!のまとめ
ワードプレスのメディアライブラリでは、次のようなことができます。
メディアライブラリは、定期的に不要な画像を削除し、必要なものがいつでも使いやすくなるように整理するといいですね!
メディアライブラリの整理におすすめのプラグインが、「FireBird」です。
「FireBird」を使うことで、次のようなことができます。
また、画像をアップロードする際には、サイズ(容量)にも十分気をつける必要があります。
画像サイズを小さくする方法には、次のようなものがあります。
画像は、ブログの見た目をよくしてくれたり、ユーザーが文字を読み疲れて離脱することを抑制する効果があります。
適切に管理して使用することで、ブログをよりよいものにすることができます!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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