SEOにおいて、カテゴリーの分類はとても重要です。
サイトはもちろんですが、ブログでも読者が欲しい情報を探しやすいようなカテゴリー分けをすることで、SEOにおいても高評価を得ることができます。
またタグもカテゴリーと上手に使い分けることで、さらに整理されたブログを構築できるようになります。
こちらでは、カテゴリー分けのコツや、カテゴリーとタグの使い分けについて解説したいと思います。
SEOにおけるカテゴリーの重要性
カテゴリーは、「ブログ(サイト)が何について知ることができるのか」を知る大きな手がかりとなります。
カテゴリーは階層構造を示す役割も持っています。
検索エンジンも、パンくずリストなどのナビゲーションから、ブログ全体の構造を把握できるようになります。
サイトの場合、特にカテゴリー分けが重要です。
例えば、「ブログ運営」に関するサイトの場合。
「SEO」、「WordPress」、「アフィリエイト」などといったカテゴリーが考えられます。
サイト全体の大きなテーマから、関連する情報をグループ分けし、検索されるキーワードをカテゴリー名にすることで、SEOにおいても効果的であるとされています。
また、サイトの場合、各カテゴリーの関連性も高い傾向にあります。
一方、ブログの場合。
一般的には雑記的に様々なことを取り上げます。
そのため、カテゴリーの数も多くなり、それぞれの関連性も低くなる傾向にあります。
そこで、雑記ブログの場合は、カテゴリーごとに専門性を高めることで、記事が上位表示しやすくなります。
サイトが、全体でSEO上位を目指すものだとすれば、ブログはカテゴリー単位で上位表示を目指すといったイメージです。
ブログにおいても、複数のカテゴリーが上位表示されれば、全体的なSEO評価も底上げされます。
以上のことから、ブログ(サイト)運営において、カテゴリーをうまく分類することで、SEO上でも非常に大きな効果が得られることがわかります。
SEOに効果的なカテゴリー分けのコツ
SEOに効果的なカテゴリー分けのコツには以下のようなものがあります。
立ち上げの際にメインカテゴリーを決める
ブログにおいても、立ち上げの際にメインカテゴリーを決めることが重要です。
サイトほどの正確な設計図は必要ないですが、少なくとも
の2つだけは決めておく必要があります。
雑記ブログの場合、テーマもペルソナも複数になりますが、1つのカテゴリーに対して1つのテーマやペルソナを設定することが望ましいです。
カテゴリー名には検索キーワードを含める
カテゴリー名には、必ず検索キーワードを含めるようにします。
さらに、検索ボリュームの大きいミドルワードを選ぶようにします。
検索ボリュームの大きさは、キーワードプランナーや、無料のツールで調べることができます。
まず、自分が選んだテーマに関連するキーワードを、ラッコキーワードなどのツールを使って洗い出します。
洗い出したキーワードを、グループ分けし、それぞれのグループにタイトルをつけます。
そのタイトルが検索ボリュームのあるキーワードになるようにすれば、それをカテゴリー名にすることができます。
細かく分類しすぎないようにする
ブログ初心者がやってしまいがちなのが、カテゴリーをとにかく細かく分類してしまうことです。
その結果、ブログのカテゴリー数が増えてしまい、カテゴリー数と記事数がほぼ同じになっていることがあります。
これでは、記事を分類したとは言えません。
SEOでは、横に広がった構造よりも、縦に深めた構造が好まれます。
「SEO」「カテゴリー」「タグ」というカテゴリーがあったとします。
これらを横並びするのではなく、「カテゴリー」と「タグ」を「SEO」の子カテゴリー(サブカテゴリー)にすることで、階層構造を作ることができます。
この階層構造を示すことが、読書にとっても、検索エンジンにとっても非常に有効なのです。
カテゴリーとタグの使い分け
カテゴリーとタグはしばしば混同されがちです。
同じように記事をグループ分けするものである印象がありますが、カテゴリーとタグをうまく使い分けることで、よりわかりやすいブログになります。
カテゴリーはペルソナごとに分けます。
スーパーの食品売り場における「野菜」「肉」「魚」などといったジャンルわけにあたります。
一方タグは、キーワードごとに分けます。
スーパーの食品売り場で言えば、「メーカー名」、「値段」、「売れ筋」などといったものにあたります。
カテゴリーにも検索キーワードを含めるのが理想であるとお伝えしたので、混乱してしまうかもしれませんが、カテゴリーは前提として「大きなジャンル」になっている必要があります。
カテゴリーで大きくジャンル分けし、タグでさらに細かく分類するイメージです。
もちろん、タグは異なるカテゴリーのものも横断してひとくくりにすることもできます。
「野菜」にも「肉」にも「値段」や「売れ筋」といったものはあるからです。
ネットスーパーを想像するとわかりやすいかもしれません。
実店舗と同じように、「食品」「日用品」「美容品」などのカテゴリーがあって、それぞれに「肉・魚・野菜」、「キッチン・トイレ・風呂」などといった子カテゴリーがあります。
これに対して、「売れ筋商品」や「あなたにおすすめ」など、ある一つのテーマを元に複数のカテゴリーから商品をピックアップする際にタグを使います。
SEOに効果的なカテゴリー分けのコツを解説!のまとめ
SEOにおいて、カテゴリーはとても重要です。
最初のうちは、ある程度自由にカテゴリーを分けて大丈夫です。
しばらくブログを運営するうちに、方向性がある程度定まってきます。
その際に、改めてカテゴリー分けを精査してもいいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!