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ツイッターの著作権を知ろう!知らない間に侵害してしまわないために

ツイッターの著作権を知ろう!知らない間に侵害してしまわないために

ツイッターで投稿されている画像などには、「著作権」というものがあります。

今回はこの著作権について、様々なケースを元にご紹介していきます。

思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、著作権のことを知っていきましょう!

ツイッターにおける著作権の考え方

ツイッターにおける著作権の考え方

それではまず初めに、著作権についてツイッターではどのように謳われているのでしょうか。

ツイッターのヘルプセンターには以下のように記載されています。

「デジタルミレニアム著作権法」という法律に基づき、無断転載など著作権侵害の申し立てがあった場合に対応すると明記しています。

このヘルプセンターには他にも、

  • ツイッターを利用する上での注意点
  • 著作権に関する報告をする際の方法
  • 運営会社の対応方法

なども別途記載されています。

よってツイッターでは運営会社が完全管理するのではなく、あくまでも利用するユーザーに責任があるという意味合いが強いようです。

ツイッターで著作権を侵害してしまうケース

ツイッターで著作権を侵害してしまうケース

続いてツイッターを利用している中で著作権を侵害してしまうときは、どのような場面なのでしょうか?

ここからはいくつかのケースに基づいてご説明していきます。

またツイッターではあまり目にする機会は少ないですが、違法アップロードについても少しご説明します。

  • 無断転載・スクショ
  • アイコン
  • 歌ってみた系に使う音楽
  • 違法アップロードも危ない?!

無断転載・スクショ

ツイッターに投稿されている画像やイラストなどを投稿者の許可なくダウンロードし、他サイトに転用すると「無断転載」という違法行為になります。

また、同様に投稿された画像やイラストの無断スクショも違法行為とみなされます。

どうしても利用したい場合は、事前に投稿者にコメントやDMなどでコンタクトを取り、使用許可をもらいましょう。

アイコン

ツイッターでプロフィールのアイコンを設定する際、芸能人の画像、イラストなどを使用した場合も著作権侵害に抵触します。

先ほどの無断転載も含め、画像やイラストなどは「私的」という、「個人で見て楽しむ」範囲内であれば問題はありません。

しかしツイッターを始めSNSやホームページなど、不特定多数が閲覧できるものに無断掲載してしまうのは著作権を侵害してしまうことになります。

また「加工をして使用」したから大丈夫!ではありません。

類似性が高いので著作権侵害になってしまう、という可能性もありますので気をつけましょう。

歌ってみた系に使う音楽

音楽の著作権はそもそも作曲者や歌い手に権利があり、音楽が製作された時点から著作権が発生します。

世間に公表されている楽曲であっても、商用利用が認められていなければいけません。

例えば「歌ってみた」動画を配信するユーザーが多いニコニコ動画では、音楽の著作権を管理する会社との間で契約を結んでいるため、動画で利用しても問題にはなりません。

使用する楽曲を事前に調べておくと良いでしょう。

違法アップロードも危ない?!

余談ですが、画像やイラストなどの他にも違法でアップロードされ出回っている音楽や映画などの映像があります。

特にSNSではそれらを利用するためのアプリも多く存在します。

これらを違法だと知っていてダウンロードしたり、利用したりすると「著作権侵害」になってしまいます。

違法アップロードの利用は2010年と2012年に法律や処罰の制定がされていますので、留意しておきましょう。

ツイッターで著作権を侵害してしまうとどうなる?対策は?

ツイッターで著作権を侵害してしまうとどうなる?対策は?

では実際にツイッターで著作権を侵害してしまった場合はどうなってしまうのでしょうか?

自分なりに気をつけていても、知らずに著作権を侵害してしまうこともあるかもしれません。

ここでは著作権を侵害してしまった時と、その対処法についてご説明します。

著作権を侵害してしまったらどうなる?

著作権を侵害してしまった場合、一言でいうと「訴訟」に発展する可能性が高いです。

被害者側から訴えられてしまうと、裁判方法や処罰については実際に起きたトラブルの内容によって様々です。

今回は著作権を侵害してしまった場合、どうなってしまうのかを参考としてご紹介します。

民事裁判

裁判にはいくつか種類がありますが、民事裁判の扱いになった場合は以下のような処罰が発生します。

  • 「損害賠償」:裁判にかかった費用など
  • 「慰謝料」:著作物を傷つけられたなど
  • 「差止」:著作権にあたる画像や投稿を削除
  • 「名誉回復措置」:事実を公表、または謝罪投稿などを公開

これら全てに値するという訳ではなく、トラブルの内容や被害者からの要求などを鑑みて判断されます。

刑事裁判

例えばツイッターのアイコンにする画像を無断で使用した場合、「親告罪」という罪になります。

ただしこれは被害者側となる著作権保有者が訴えなければ責任は問われません。

この場合の処罰は以下の通りです。

  1. 著作権侵害の場合
    • 懲役10年以下or罰金1,000万円以下または両方
  2. 人権侵害の場合
    • 懲役5年以下or罰金500万円以下または両方

刑事裁判になると、著作物だけでなく著作権を保有している人の人権侵害も罪に問われることもあります。

トラブルにならないための対策

もし訴えられ裁判に発展してしまったら、自分ではどうすることもできません。

取り返しがつかない事態になる前に、日頃から対策をしておく必要があります。

商用利用可のものを使用する

フリー素材や「商用利用可」と書かれたものだけを利用するようにしましょう。

フリーといっても、中には使用範囲に制限をかけられている素材もあります。

注意事項などを事前に確認した上で利用しましょう。

作成者に許可をもらう・お願いする

ツイッターでもオリジナルのイラストを作成している方のアカウントを多く見かけます。

その方のイラストなどを使用する時はコメント・DMをしたり、もし自分のアカウントのアイコンや別サイトで使用などをしたい場合は、個人的にお願いをしてみましょう。

ただし自分からお願いしても著作権はあくまでも作成者ですので、取扱なども作成者に確認しておきましょう。

自分で判断できない時は?

利用して良いか判断がつかない場合、以下のような方法があります。

  • ホームページなどで調べる
  • 提供元に直接問い合わせる
  • 弁護士に相談する

普段利用する機会のない弁護士にはなかなか相談しにくいかもしれません。

自分で調べても判断ができない時は、安易に利用せずに他のものを探すのが無難です。

ツイッターの著作権を知ろう!知らない間に侵害してしまわないためにのまとめ

ツイッターの著作権を知ろう!知らない間に侵害してしまわないためにのまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はいくつかの法律事務所のホームページに掲載されていた内容を基に紹介しています。

今後法律が改正される場合もありますので、定期的に情報収集を行うと良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。